メディカルLabo

2018.11.08

円満退職を叶える

転職活動が上手くいくと、次のステップで待っているのが
退職の申出
今まで教えてもらったこと、上司の気質、一緒に働いているメンバー等を考えると
気持ちが揺らいでしまいますし、気持ちが重たくなってしまいますよね？

でも自分の人生の為にプラスになる決断をした以上、乗り越えなけばいきません。
少しでもスムーズに進むためには多少の段取りが必要です。

事前準備

会社の社内規定を確認

法律上では退職までの期間は退職届を出してから2週間と定義されいますが、
会社の就業規則で1ヶ月や3ヶ月といった決まりがあった場合がございます。
法律に従えば2週間で退職は可能ということになりますが、
円満退職を叶えるには、可能な限り現在の御仕事先のご意向に従うほうがよろしいかと思います。

そのため、事前に確認しスケジュールを組むとよろしいかと思います。

退職願（届）の作成

転職先の入社日が決まっている場合は
先に、退職願（届）を作成しておき気持ちを更に固めてから
上司とお話しする時間を作られた方が良いでしょう。

人材不足や、ポジションによっては、後任を決めるのに時間がかかりそう等の理由で
退職をはぐらかされてしまうこともございます。
退職願（届）を作成し、書類として残す事も大切です。

ちまみにですが
退職願だと合意により労働契約を解約してもらうための申し出。
いわゆる「申込」の段階であり、相手側（会社）が承諾してはじめて退職となります。
出した時点では退職となりません。また、相手が承諾するまでは撤回することができるのも一つの特徴とされています。
退職届になりますと、会社への最終的な意思表示であり、届が受理される＝退職となります。退職願と異なり、特別な事情がない限り撤回することはできないという意味合いの様です。

退職理由の整理と上司への申出

退職理由をしっかり固めておかなければ、上司との話し合いの時に
あいまいに伝わってしまったり、反対にきつく伝わってしまったりと
考えていたお気持ちが伝わらない場合がございます。

どのように伝えるかをしっかりイメージし
上司にお時間を頂きたい旨伝えてください。

退職理由としては、会社や人間関係の不満を理由にしてしまうと
退職を思い留まらせようと上司が動いて退職を阻まれてしまう可能性が出てきます。それよりも、退職以外に解決方法がない理由
例えば「キャリアアップ」「金銭的な理由（収入を上げたい）」「健康上の理由」「家庭の事情」等の反対しにくい理由の方が、ご納得いただけるでしょう。

頑張っている方であればあるほど、引き留められたり
スムーズには進まない可能性が高くなりますが
事前に準備することで、回避できることもございます
転職にエージェントを利用している場合は相談してみるのも一つです。
(期間が決まっている契約社員などは多少異なりますのでご注意ください）

未来にとって必要なステップですので頑張ってくださいね！