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新生姜

新生姜は 5～6 月にかけて出回ります。
普段の生姜はひね生姜といい、みずみずしい 新生姜を 2 ヶ月～1 年近く寝かせて、辛みを十分に引き出したものです。
新生姜は、ひね生姜（一般的な生姜・新生姜を数か月寝かせたものです）に比べて皮が薄く、水分が多くて辛みが少ないのが特徴です。
 

～生姜 3 大成分～

ジンゲロール～生の生姜の辛味成分のひとつです。血管を拡張させて血の巡りをよく することで体の熱を全身に行き渡らせ、冷え性改善に繋がります。殺 菌作用や免疫力を高める作用、胃腸を整える働きもあります。風邪の ひきはじめや食欲不振などに効果的です。また、魚の生臭さや食中 毒を予防する役割があるとされています。

ジンゲロン～生姜を加熱したり乾燥させることでジンゲロールが変化して出来る成分です。血行の促進効果や体を温める効果も認められており、強い 抗酸化作用によって肌や体組成の老化予防が期待できます。

ショウガオール～ジンゲロン同様、生姜を加熱・乾燥することで出来る成分です。 『痛み』の原因となる、プロスタグランジンというホルモンを抑制する働 きがあります。のどの痛みや咳の緩和に効果的です。

★下処理の仕方★
1.新生姜をひとつの塊になるように切り分け、皮が茶色い部分は スプーンか包丁でこそげとる。
2.赤い部分を少し残すようにして先の部分を切り落とす。
3.新生姜をできるだけ薄く切っていく。
繊維に沿って縦に切った方が、 食感よく、切り口もきれいに☆
4.切った新生姜を 5 分ほど水にさらして、下処理完了。
 

新生姜の甘酢漬け

新生姜の甘酢漬けさっぱりとした甘酢漬けは、冷蔵庫で保存すれば 1 ヶ月は美味しく食べることが できます。ぜひ、食卓の一品に♪

お酢には美肌成分のコラーゲンの原料となるアルギニンやプロリン、メラニン色素の抑制の働きがあるシスチンといった成分が含まれているので、 ショウガとお酢のＷパワーが期待できる新生姜の甘酢漬けは、特に女性にとってうれしい食べ物なのです。

【材料(作りやすい量)】

【作り方】
1.下処理をした新生姜の水気を切って、沸騰した湯で 1～2 分ほど茹でる。
※下処理については1 ページ目参照
2.茹でた生姜をざるに上げ、広げて全体に塩（下ごしらえ用）を振る。
3.生姜の水気をしぼり、保存容器に移す。
4.3 にＡを加え、生姜を箸で軽くほぐして完成♪♪
   2～3 時間後から食べることができます。

焼き魚の付け合わせに、小さく切ってご飯に混ぜてもお弁当の添えにしてもいいですよね♪

お試しください☆
 

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