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2019.05.25

日本の保険制度


日本の保険制度では、必ず国民健康保険や社会保険に加入する義務があります。
働いていると社保、働いていない時は国保!とぼんやり知ってはいますが、その違いについて調べてみました。

国民健康保険について

加入条件~個人事業主、無職の方など、その他の保険制度に属さない人全て。
運営者~市町村役場
保険料~世帯単位で、加入者の数、年齢、収入などにより算出
扶養~扶養という概念は無く、世帯内の加入者数によって保険料が上下。

 

社会保険について

加入条件~会社に勤務している正社員、または正社員の3/4以上労働する人
※短時間・短期間労働者は除く
運営者~協会けんぽ、または各社会保険組合
保険料~世帯単位で、加入者の数、年齢、収入などにより算出
扶養~認定範囲内の親族を扶養することができる。何人いても保険料は変わらない。 ※年金は配偶者のみ可 国保は世帯主の家族の人数に応じて保険料が変わり、社保は人数が増えても変わりません。

医療費の自己負担割合はどちらも3割負担ですが、国保の保険料が全額自己負担なのに対して、社保は事業主が半分負担してくれています。

国保と社保の違い

保険制度を比較する時、支払わなくてはならない保険料はもちろん、どのような条件でどのような保障を受けられるのかも重要です。
例えば国保は保険料の軽減制度があります。
社会保険には、傷病手当金といって治療のために仕事を休んだ場合に、4日目から最大1年半の間、給料の6割が支給されます。国民健康保険は自営業のための保険と言う建前なので、給料の補償はありません。
また出産のために仕事を休んだ場合は、予定日の6週前から出産日の8週後まで、給料の6割が支給されます。国民健康保険にはやはりこの補償はありません。

あくまでもケースバイケースなので、国民健康保険のほうが低く抑えられることもありますが、扶養の観点からすると、扶養範囲内の親族が多ければ多いほど、社会保険のほうがお得といえます。

何の気なしに加入しても、あとあとになって後悔なんて遅いですよね。
働くときにや離職中でも、自分にとって社保と国保どちらがいいのか考えると良いかもしれませんね☆

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