メディカルLabo
2019.07.01
風疹
最近風疹が流行しているそうです。
地域別には東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪が上位ですが、ほぼ全国から感染が報告されている状況です。
感染経路としてわかっている範囲だと「職場」からの感染が一番の様です。
(感染経路は「不明」が一番との事です)
風疹は小さい時にかかったなぁ~と 記憶も曖昧ですが、
ちょっと風疹について、おさらいしておきましょう
感染経路
空気感染,飛沫感染,接触感染によってうつります。
感染力は極めて強いとされます。
症状経過
麻疹(はしか)の免疫を持っていない方は感染~潜伏期(10~12日間)を経て発症すると言われています。
前駆期 カタル期(2~4日間)
38 ℃前後の発熱が2~4日間続きます。
熱や倦怠感の他には、咳や鼻水や喉の痛み、眼にも充血や目やに、といった症状が徐々に表れ強くなります。
乳幼児では下痢、腹痛が伴うこともあります。
体に発疹が出てくる1~2 日前に口内粘膜に、やや隆起した約1mm 径の白色小斑点(コプリック斑)が出現します。
※この時期が最も他人にうつしやすい時期です。
発疹期(3~5日間)
カタル期での発熱が1℃程度下降した後、半日くらいのうちに再び高熱(多くは39.5 ℃以上)になります。
麻疹特有の発疹が耳のうしろや、くび、額から出現します。
発疹は次の日には顔面、体幹、上腕に広がります。
2日後には手足の末端にまで広がります。
発疹が全身に広がるまで、高熱(39.5℃以上)が3~4日間続きます。
※他人にうつしやすい時期です。
回復期
発疹出現後、発熱は3~4日間続いたあと解熱し始めます。
解熱に伴い、全身状態や活力も徐々に改善してきます。
発疹は退色します(赤みは消えてゆきます)が、(茶色っぽい)色素沈着が起こります(しばらく残ります)。
※この頃には他人にうつす可能性はかなり低くなっています。
また、発疹をおこした皮膚がボロボロと崩れ落ちることもあります。
先進国であっても麻疹患者約1,000人に1人の割合で死亡する可能性がある事や、感染力が強い為、麻しんは第2種の学校感染症に定められており、『解熱した後3日を経過するまで出席停止』とされいています。
※同居の家族の感染状況や、医師や学校医の判断によって変更されます。
体調不良で上記に当てはまる症状がある時には無理せず
速やかに受診をお勧めします。
会社に女性が多い職場の場合は特に妊婦さんに移してしまっても大変ですし
会社によって出勤停止基準があるはずですので
風疹の診断が出た際速やかに会社に報告してくださいね
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