メディカルLabo
2019.07.30
安眠効果のあるアロマ
夏は暑さで寝つきが悪くなったりしませんか?
暑くて眠れない、眠れなくてイライラするなど、
寝不足が続くと疲れが取れずやる気もおきないと思います。
だからといって、扇風機やエアコンの風に一晩中あたっていると、身体を冷やしすぎますし 室内と室外での寒暖差で自律神経を乱してしまい、体調不良につながりかねません。
過酷な夏の暑さによる疲れをとるためにも、睡眠の量と質を良くする事が大切です。
優しく香るアロマの香りは脳へダイレクトに伝達されます。
そして自律神経のバランスを守っている器官「視床下部(ししょうかぶ)」に直接働きかけて自律神経を整える働きをしてくれます。
今回は、安眠効果のあるアロマをご紹介します!
おすすめアロマ
◇ラベンダー:交感神経の高ぶりを鎮めつつ不安を和らげて、快眠をもたらす。
<禁忌>低血圧
◇カモミール・ローマン:不安やストレスなどを解消し、不眠症にも効果的。
<禁忌>低血圧、妊娠初期
◇ゼラニウム:自律神経を整える効果がある為、眠れないときやストレスを感じているときに効果的。<禁忌>妊娠初期
◇オレンジスイート:気分を明るくしたい、また、ぐっすり眠りたいときに効果的。<禁忌>妊娠初期、紫外線
活用方法
*寝室に香りを広げる
*アロマスプレーを寝具に吹きかける
コットンやティッシュペーパーに精油を垂らして枕元に置いたり、お湯を張ったマグカップに精油を垂らし拡散させる方法も手軽でよいですが
今回は日常的に作りやすいアロマスプレーの作り方を紹介します。
(材料)
◎精製水 10ml
◎無水エタノール 10ml
◎アロマオイル 20~40滴(お好み)
作り方は以上の材料をゆっくりと混ぜてお気に入りのスプレー容器(可能であればガラスの遮光されている物)に入れるだけ。
アルコールを使っているので始めはツンとした香りが気になりますが10日ほど置く事で徐々に馴染んできてまろやかになります。
アロマオイルのブレンドには特別なルールがあるわけではなく、基本的に「混ぜたらいけないもの」「組み合わせが悪いもの」はないとされていますが、似た香の物をブレンドすると失敗が少ないですよ。
特に暑い時期の活用法
ダル重い時
ペパーミントの香りを嗅ぐことで、体感温度がマイナス4度になるという試験結果が出ているそうです。 これはペパーミントの成分「メントール」が神経を刺激することで、体に冷たさを感じさせる働きがあるからです。
ペパーミントのスッキリとした香りが涼しさをもたらしますが、寝る前にはラベンダーとミックスして使うことにより ラベンダーの心地よい香りにある高ぶった神経を鎮静させる成分で更に安眠へといざなってくれます。
使い方としてのおすすめはアイスタオル♪
洗面器にお水を張り、アロマオイルをそれぞれ1~2滴ほど垂らします。
タオルを浸し絞ったら冷蔵庫へ入れて冷やしてください。
※目の周りの使用は避けてください。
◇ペパーミント:体を温めた後、冷やし、爽快感をもたらす <禁忌>妊娠中
冷房による冷えに
クーラーの冷気を浴び続けると、たとえ長袖やブランケットなどで表面を覆っていても体の芯から冷えてしまいます。
冷えを感じたら、ぜひペパーミントとローズマリーのアロマオイルを垂らしたフットバスを試してみてください。体全体がほっこりと温まりますよ。
洗面器などに40~42度のお湯を張り、ペパーミントとローズマリーのアロマオイルを1滴ずつ入れてください。
発汗作用のある香りで体の隅々までポカポカしてきて元気が出るはず!
塩を少し入れると温め効果が増しますよ。
◇ローズマリー:低血圧、手足の冷えに効果的です。脳の血流量を増やすので、集中力もアップ <禁忌>妊娠中、てんかんの方
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