メディカルLabo

2019.10.07

秋のアレルギー

なんとなく目がかゆい・・・鼻水がでる・・・
そんな症状にお悩みの方も多いのではないでしょうか？
春に続き、秋もアレルギーが多発する季節。
どのようなアレルギーがあるのでしょうか？

秋の花粉

私は勝手に秋だから「イネ」アレルギーだと思っていたのですが、
秋の花粉症の主な原因となるのはブタクサ・ヨモギ・カナムグラといった植物だそうです。

これらの植物は繁殖力が強く、全国の道端や荒れ地、土手などに群生しています。

春の花粉症と違うのはこれらの原因となる植物の飛散範囲は狭く、群生している場所から数10m程度しか飛ばないということです。
その為、原因となる植物にさえ近づかなければ花粉症の症状を抑えることができるそうです。

ブタクサの花粉症はスギ・ヒノキに次ぐ3番目に多い花粉症と言われています
秋の花粉症の中では最も原因となりやすい植物かもしれませんね。

ブタクサ花粉症は、食物アレルギーとの関連性が高そうです。
メロン・スイカ・きゅうりなどのウリ科の食べ物はブタクサ花粉と類似しており、ブタクサの花粉症がある人はアレルギーを発症しやすくなっています。
目のかゆみだけではなく、お口もかゆくなってしまっては大変！！
お気をつけてください。

ダニアレルギー

ダニは高温・多湿の気候を好み、繁殖のピークは夏です。

ダニの寿命は2～3か月程なので、夏に繁殖したダニが秋になって寿命を迎え、家の中に死骸や糞が増える状態となります。
ダニの死骸や糞は細かくなって空中に浮遊するため、それを吸い込むことでアレルギー症状が発症してします。

予防するには、こまめに掃除すること！
クイックルワイパーだけではなく、掃除機を使用し（その掃除機のお掃除も忘れずに）、拭き掃除も！
衣替えと一緒に断捨離をしたり、タンスの中もきれいにお掃除してみてください。
また、干した布団の表面にもダニの死骸が付着してきますので、取りこむ時には掃除機をかけるのがポイントです♪