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2021.01.06

1月7日といえば七草粥ですが、その由来や効果効能をご存知でしょうか?

由来

古来中国では、正月の1日を「鶏の日」、2日を「狗(犬)の日」、3日を「猪の日」、
4日を「羊の日」、5日を「牛の日」、6日を「馬の日」として、
それぞれの日に対象となる獣畜を大切に扱っていました。
そして、7日目を「人の日・人日(じんじつ)」として、7種類の野菜を入れた「羹(あつもの)」を食べる習慣があり、
その習慣が日本に伝わったことが由来とされています。
また七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれており、
無病息災を祈って七草粥を食べるようになったとも言われています。
正月で疲れた胃を休ませるという意味でも、この時期にはぴったりの食べ物ですね。

 

春の七草とは

そもそも春の七草とはせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの七つをさします。

・せり
競り合うように生えることからせりという名前がついたと言われています。「競り勝つ」という意味もかけて、縁起物にされている食材でもあります。
鉄や食物繊維が多く、貧血や便秘の解消に効果的とされています。

・なずな
別名ぺんぺん草とも呼ばれています。「なでて汚れをはらう」とされる縁起の良い食材とされています。
高血圧の予防や止血作用、整腸作用があるとされています。

・ごぎょう
ハハコグサとも呼ばれるキク科の植物です。「仏体」を表す縁起物とされています。
咳止め・痰きり・喉の炎症・利尿・むくみに効果があるとされています。

・はこべら
ハコベとも呼ばれるナデシコ科の植物です。「繁栄がはびこる」として縁起のよい植物とされています。
中国では古くから薬草として使われており、非常に栄養素の豊富な薬草で、利尿作用・止血作用・鎮痛作用をはじめ、歯槽膿漏の予防薬として使用されてきた歴史があります。

・ほとけのざ
仏様が座る「安座」に似ていることから縁起が良いとされています。
効能として、健胃・整腸作用、高血圧予防などがあるとされています。

・すずな
現在一般的に食されているカブのことです。
すずなは「神を呼ぶ鈴」として縁起物とされてきました。
根の部分と葉っぱの部分でそれぞれ効能を持っており、 葉はビタミン類やカルシウム、食物繊維が多く含まれており、
根の部分には消化を助けてくれるアミラーゼが多く含まれているため、 胸焼けや胃もたれ予防に効果的とされています。

・すずしろ
その白さから「潔白」というイメージがあり、縁起の良い野菜とされています。
現代では大根としておなじみの食材です。
根の部分に特にジアスターゼが多く含まれ、食物の消化を促進してくれる食材です。


無病息災を祈って2021年も頑張りましょう!

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