メディカルLabo

2021.07.02

転職の際の書類選考で履歴書とは別に職務経歴書が必要なケースがございます。
今回は職務経歴書の書き方について気をつけたいポイントをご案内いたします。

■職務経歴書とは

職務経歴書とは今までの業務経験や仕事の内容とそれによって身についたスキル等を記載する書類です。
一般的にはパソコンで、A4サイズで1～2枚程度にまとめて作成いたします。
職務経歴書には履歴書のようなフォーマットはありませんが、
一般的に「編年体形式」（時系列に経歴を記載）と「キャリア形式」（スキル・職種別に経歴を記載）の2パターンに分かれます。
薬剤師の場合は職種が固定されているため、編年体形式で作成を行うことが一般的です。

■内容

●職務要約
これまでの職務経歴全体を2～3行程度にまとめます。
職歴とそこで得たスキルを簡潔にまとめましょう。

●職務経歴
「在籍期間」「勤務先の企業・団体名」「勤務先の事業内容」「業務内容」「人員体制」などを記載し、職場ごとに時系列でまとめていきます。
企業・団体名は「株式会社」など省略せずに記入し、主な事業内容や売上高、従業員数、資本金、病床数など具体的な数字も入れて、規模がわかるように記載します。
また業務内容については科目や処方箋枚数等できるだけ詳しく記入しましょう。

●活かせる知識や経験、技術
実績・成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。

●資格
履歴書の資格欄と同様に正式名称で薬剤師免許をはじめとする資格について、取得年と月を書きます。

●自己PR、志望動機
これまでの自身のスキルや経験、応募先で貢献できること、入社後に挑戦したいことについて記入します。
これまでの業務内容や実績を元に、応募先企業で求められる資質が自分に備わっていることをアピールしましょう。