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2021.09.23

薬剤師として働くうえで医薬品に関する知識や調剤の技術はもちろん大切ですが、
「コミュニケーション能力」も大切なスキルのひとつとされています。
では今回はコミュニケーション能力のうち信頼関係を構築するうえで欠かすことができない、
「傾聴力」「雑談力」「提案力」の3つについてご紹介いたします。

 

●傾聴力

傾聴力とは相手の話に耳を傾け、熱心にきくスキルのことをさします。
相手が本当に話したいことを引き出して理解することを目的に用いられています。
患者様の発言等から何か不安に感じていることはないか、
本当に知りたいことや聞きたいことは何か集中して耳を傾けることにより、
服薬指導なども安心して聞いていただけるようになります。

 

●雑談力

雑談力とは言葉のとおり「雑談をする力」のことです。
人との距離を縮めるための重要な武器で、信頼関係を構築するうえで大切な力です。
患者様の生活背景や服薬状況、体調の変化など、
服薬指導を行う際に欠かすことができない情報を患者様から自然に引き出すためにも必要な力といえます。

 

●提案力

提案力とは相手のニーズに合わせて、解決方法を相手にわかりやすく伝える能力のことです。
的確な提案を行うためにも、まずは相手の不安や悩みをきちんと把握する力が必要とされます。
患者様に納得感をもって薬を服用いただくためにも欠かすことができない力をいえます。

 

いかがでしたでしょうか?
信頼関係を構築するためにも、コミュニケーション能力を磨く必要があるとされています。
日常の業務でも意識をしながら患者様と接し、スキルを磨きましょう。

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