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2022.03.02

薬剤師は不足していると言われていますが、
近ごろ特に都市部を中心に求人件数は減少しており、充足傾向にあるように感じます。
今後は薬剤師があまるというようなことが起きてしまうのでしょうか?

令和3年6月30日公表の厚生労働省「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」の資料によると、
現在薬剤師の人数は全国で31.1万人いるとされていますが、
2045年には過剰となる薬剤師の数が少なくとも2.4万人、
最大で12.6万人にのぼるとの需給予測が公表されています。
12.6万人の薬剤師が過剰となるケースでは、
実に4人に1人の薬剤師が資格を必要とする仕事につけないことになります。

厚労省がこのような数値を公表した背景には以前より薬剤師に対して、
対物業務から対人業務にシフトするよう求めてきましたが、
実際に具体的な数字を提示することでさらに強く認識させようとしていると考えられます。

今後薬剤師として生き残っていくためには、
患者様と深く関わり、地域医療の担い手として貢献することが必要となるとされています。
医療の担い手として今後必要とされる人材となるためにも、
スキルアップのために学び続けるということが必要となるでしょう。

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