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HOME > メディカルLabo > 新卒薬剤師が高収入を目指すにはどうしたらよいか~新卒編~

2023.04.07

薬剤師の学生さんの中で、社会に出て働くのなら高収入を目指したいと考える方もいるのではないでしょうか。
一般の職業の方より高収入と言われる薬剤師も、一般的な上限は年収600万くらいまでではないでしょうか。
年収1000万超え薬剤師は、そんなに多くはいません。
しかし確実に一般の職業より多く存在します。
30代までに年収1000万円を達成した人は何をしてきたのか。
必ずしも方法は一つではありませんが、
現実に実現されている方が多いと思われる方法を今回お伝えしていきます。

 

●大手製薬企業

一番の新卒薬剤師が高収入を狙う最短ルートは、大手製薬企業への入社になります。
参考に、厚生労働省の賃金統計データをもとに東洋経済が推計した30代推計年収ランキングによると、
東京都トップ50位以内に、多くの製薬メーカがラインクインしています。
ひと昔前にくらべさらに 狭き門の製薬メーカーですが、
確実に高収入を目指せる選択肢になります。
※令和3年賃金構造基本統計調査
※東洋経済オンラインー30歳年収が高い会社ランキング「全国トップ500」    

 

●大手調剤薬局

次に狙うは、大手調剤薬局のできれば、大学病院や総合病院門前薬局の配属で調剤経験を積むことです。
複数科のある大病院前は、まんべんなく診療科の処方を経験できるだけでなく、高度な調剤も経験できます。
患者さんの数も多いので負荷は高いですが、短期間で多くの経験値がつめる職場環境になります。
大体2-3年であらゆる処方に対する調剤に自信が持てるようになります。
最初はすごく大変と思いますが、修行と思って頑張って乗り切りましょう。
大病院前門前を2-3年経験した後は、系列の店舗で、店長、管理薬剤師を目指しましょう。
管理薬剤師に必要な知識と店長のマネジメント能力は、調剤経験とプラスすることで大きな武器になります。
管理薬剤師を経験しておかないと、その後の年収アッパーに大きな差があります。
この段階で、市場価値はどこに行っても年収500万以上が狙える人材になっています。
新卒から3-4年30代前半で到達しているはずです。
入社の際に、ラウンダー(他店舗を掛け持ちで対応)や全国転勤可能な人材として入社した場合は、さらに高収入が狙えますが、
精神的ストレスも高くなるため、人や環境の変化に強い人は狙ってみるのも良いと思います。
ここまでくれば、転職の際の選択肢も多く、
500万ー700万の高収入な転職を優位に狙っていけます。
薬局運営や薬学的知識、調剤技術、店舗運営の基礎的なスキルが身についているはずです。
さらに、在宅や施設調剤なども経験しておけばさらに選択肢は広がっていくと思います。
ここからが、年収1000万以上を狙う選択になります。
そのままエリアマネージャーなどを目指してステップアップをしていくことでも到達は可能と思いますが、それなりの時間が必要となります。
しかし全国転勤可能な場合は、地域手当や家賃補助により実質年収1000万を超えること可能性があります。
そして同じ企業でそのまま、マネジメントを磨き役職をアップさせて行くことも一つの道です。

 

●まとめ

短期間で大きく年収をアップさせるには、実績を積んだ上で転職を活用することが一番の近道となります。
企業によっては、キャリアを積んで行くことで、年収をアップすることが可能です。
社会経験のある薬剤師が高収入を目指す話は、別の記事でご紹介したいと思います。

 

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